インターネット広告

SEMとは

SEOとは

リスティング広告について

その他の広告

インターネット広告 >> SEO対策(検索エンジン対策) >>

SEOサービス料金、原価のひみつ



SEOサービス会社によって様々なお見積基準があります。
一例として弊社の価格策定法を公開し、他社の見積もり方法も探ってみます。

上位化にかかる工数ベースのお見積


このお見積方法は弊社が採用しているものです。
業種によって価格が違うのでは?(例:飲食店なら3万前後、引越しなら20万円~)と勘違いされることもあるのですが、弊社では、キーワードごとに上位化にかかる工数(リンク構築、コンサルティング構築、プランニングの人日)や月々の運営経費(人件費、リンク元の維持費用、サーバ代、ドメイン代、レンタル代金、競争激化時の追加施策費)を算出し、原価を測定します。
キーワードごとに、トップ10に強豪のホームページが多いと高くなりますし、トップ10のホームページを簡単に追い抜けそうなら安くなります。

その原価に一定利をのせて販売しております。
つまり弊社での価格は、【上位化にかかる工数ベースのお見積】というわけです。

推定アクセス数や検索数の多い少ないが価格に反映されるわけではないため、お得なキーワードがある可能性もありますし、かなりコストパフォーマンスが悪いお見積になる場合もあります。

メリット:上位表示する可能性がかなり高いです。
デメリット:キーワードによってお得な価格だったり、お得でなかったりバラつきがあります。

原価積み上げ方式のお見積にも請求方法といいますか、料金プランは様々で、月額固定の請求や成功報酬としての提供方法がございます。また他社ケースでのお見積価格の算出方法としては、以下のようなものがあります。

リスティング価格算出型


希望キーワードのリスティング広告での1クリックあたり平均単価と月間平均クリック数を数え、それより割安な価格を提案する、「リスティング価格算出型」として売価計算を行うケースもあります。

リスティング広告とは、Yahoo・Googleの検索結果に連動した広告のことで、1クリックごとに課金する広告のことを指します。キーワードごとにクリック料金が異なり、大方の月間検索数とクリック料金から、月額最大広告予算が想定できます。リスティング広告とSEOはよく比較されますので、「リスティングと同じ効果で予算も安価です」という売り方ができるため、営業マンも売りやすいでしょう。
また技術的にはホームページを見なくとも価格算出が可能なため、多くの場合、見積もり価格を割と早く算出できます。

問題は、その価格を最大予算としたなかで施策を行い、利益もとるので、原価がかかる外部施策についてどこまで施策対応してくれるかというものは未知数です。HTMLチューニングのコンサルティングは原価が人件費で済むため、比重として内部施策が多めとなる傾向がなきにしもあらずです。

メリット:クライアントにとって魅力的な価格であることが多い
デメリット:必ずしも上がるとは限らない

またリスティング広告の価格はGoogleより都度取得できるため、「SEO価格自動見積もり」といったツールを制作でき、クライアントに便利機能を提供できる点は強力なメリットかもしれません。

コンサルティング型


50万円など一定額を決めた上で、その中で”さて、どういったキーワードを上位化していきましょうか?”というサービス形式。
もはや広告ではなく、効果測定も非常にしにくいが、知識が一切ないひとにとってはぴったりサービスと合えば満足度は高いかもしれません。
固定費なので予算は組みやすいですが、原価は完全に人件費です。内部施策をしてくれるのか?外部施策をしてくれるのか?といった特徴も把握する必要がありますし、成功報酬と違って効果がでなくても費用はかかりますし、いったん上位表示したあとに下がっても日割請求というわけにもならないため、きちんとした施策内容の説明を受ける必要はあります。

メリット:予算が決めやすい。
デメリット:希望キーワードが上位化するか解らない

広告費としてではなく、コンサルティング費用として計上するのであれば、御社としてもメリットは十分にあるかと思います。WEBサイト運営のプロに心おきなく問題点を洗ってもらったうえで集客・売上UPに繋げられるのであれば、決して高くない費用の場合もあるでしょう。
ただし、安価なSEOの場合、内部指示書(HTMLチューニング案内書)のパワーポイントシート十数枚を渡してそれっきり、といった内容のサービスが存在することも事実です。利用するサービス品質については、クチコミなどもチェックしておきたいところ。

成功報酬型


弊社は「上位化にかかる工数ベースのお見積×成功報酬」というサービスとして、課金プランを成功報酬にしております。

成功報酬という提供の仕方をしているSEO会社は多いので、利益の仕組みというものも追ってみたいと思います。

成功報酬プランを提供しているSEO会社は、ご発注後、成功(=ヤフーGoogle上位化)するまで売上も上がらないため、原価を先払いしています。
原価というのは、このページ前半でも紹介しました【上位化にかかる工数(リンク構築、コンサルティング構築、プランニングの人日)や月々の運営経費(人件費、リンク元の維持費用、サーバ代、ドメイン代、レンタル代金、競争激化時の追加施策費)】のことです。

弊社のケースでは、その原価(上位化にかかる工数)÷6を月額最大費用と設定するケースが多いように思います。他社もだいたいそのような見積もり方だと思います。(もし違う方法もあればこっそり教えて頂きたい。)そのため、上位表示されないと完全に赤字という事情もあり、難易度高いキーワードほど毎日残業・午前様のような勢いで施策に時間をかけるのですが、利益は上位表示成功後7ヶ月後ということもキーワードによってはざらにあります。
(もちろん規模の経済の法則で、多くのキーワードをご発注いただければ頂くほど、サーバ費用は相対的に安くなります。)

上位表示後には【上位化にかかる工数】が必要ないため、外部施策の維持や保守費用などを含めた【月々の運営経費】と月額費用の差分が、利益になります。

月額固定型


課金プランとして、月額固定型を採用しているSEO会社もあります。

提供会社側の都合をいってしまえば、キーワードの検索順位に関係なく課金するタイプのSEOサービスの場合、はやく利益が確保できます。そのため往々にして、成功報酬よりも、月額固定のほうがお見積価格は安くなる傾向にあるようです。

順位変動のリスクをクライアントが持つ代わりに、価格は若干安い、というかたちですね。まったく関係ないですが、例えるなら、マンションを買う時のローンの「金利固定型」「金利変動型」と似た感覚でしょうか。リスクをお客様が背負う代わりに、スタート初期金利は安いか、少し金利が高い代わりにリスクを背負わない固定金利か・・・(変なたとえのせいで余計わかりにくくなったら申し訳ないですが。)

以上のような成功報酬型と固定費型でもそれぞれプランに特徴があり、SEOサービス会社の利益の取り方が提供方法のメリット・デメリットにもつながっているため、決して不要な知識ではないと思われます。


クライアント立場としてサービス会社の原価と利益は特に見極める必要性は必ずしもありませんが、もしどういった価格を打ち出しているのかわかれば、メリットを享受しつつデメリットとも上手く付き合えるかと思います。